Information about Skiing in Japan

 

各地のスキーシーズンに関して

日本各地ののスキーシーズンに関して

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日本の一般的なスキーシーズンは12月中旬から3月末までです。エリアや標高によって時期は異なりますが、早いスキー場であれば11月末には営業を開始します。12月下旬までは積雪が安定するとは言えないので12月にスキー旅行を計画するにはリスクが伴います。特に近年の温暖化によって12月下旬のクリスマス前後でも十分な降雪が無いスキー場も多くなっています。トップシーズンは1月中旬から2月下旬で、さらさらのドライパウダースノーを味わえる可能性が高いです。3月に入ると天候が安定するとともに、気温が上がり始めパウダースノーを楽しめる可能性は減り始めます。以下でが主要エリアのスキーシーズンに関して説明します。

北海道

北海道は日本の中でも一番早くシーズンに入るエリアと言えます。主要なスキー場は11月末から営業を開始します(一部コースから)。12月中旬には全面滑走可能となるスキー場が多いです。本州では12月末でも積雪不足で全面オープンできないスキー場が多いですが、北海道であればそのリスクは低いです。クリスマスシーズンにスキー旅行を検討するのであれば北海道を選択することをおすすめします。トップシーズンは1月中旬から2月末で、ドライなディープパウダーを楽しめる可能性が高いです。降雪が多い分、天候が荒れることが多いので注意が必要です。北海道のスキー場は本州のスキー場に比べて標高が低いため、3月末頃から気温の上昇とともに雪解けが始まります。

 
スキー場 2018-2019
オープン クローズ
ニセコヒラフ 11月24日 5月6日
ルスツリゾート 11月24日 4月7日
富良野 11月24日 5月6日
トマム 12月1日 4月3日

東北

東北のスキー場は安比高原を中心に12月上旬から順次オープンします。特に岩手県は降雪量が多いエリアでもあり、安比高原や夏油高原は本州の他のエリアと比較しても早い時期に全面滑走可能になります。夏油高原は特に降雪が多いため、本州の中で一番早く全面滑走可能になる可能性が高いスキー場として知られています。安比や夏油は12月下旬には全面滑走可能に近い状況を楽しめる可能性が高いと言えるでしょう。これらのスキー場はツリーランで人気が高いですが、12月末の段階でツリーランコースがオープンするほどの降雪があることは稀です。ツリーランを楽しむのであれが1月中旬以降となります。トップシーズンは1月中旬から2月下旬で、北海道に劣らないドライなパウダースノーを楽しむことが出来ます。夏油高原はトップシーズンはツリーランに力を入れ、4月以降はコブ斜面に力を入れるユニークなスキー場です。

 
スキー場 2018-2019
オープン クローズ
八甲田(青森) 12月15日 5月12日
安比高原(岩手) 12月1日 3月31日
雫石(岩手) 12月15日 3月31日
夏油高原(岩手) 12月9日

5月6日

蔵王温泉(宮城) 12月8日 4月30日

長野

長野県のスキー場は人工降雪機を配備するスキー場が11月末から営業を開始します。降雪によっては12月上旬から順次営業を開始します。トップシーズンは1月中旬から2月末です。3月からは気温が上がり天候も安定しますがパウダースノーを楽しめる機会は減少します。白馬や志賀高原はスキー場の一部ではありますが、5月上旬まで営業します。一番気になる各人気エリアのシーズンインのタイミングに関して説明します。

 
スキー場 2018-2019
オープン クローズ
白馬八方尾根 12月8日 5月7日
白馬岩岳 12月14日 3月31日
志賀高原熊の湯スキー場 11月25日 5月6日
志賀高原焼額山 12月1日

5月6日

斑尾 12月15日 3月31日
野沢温泉 12月10日 5月6日

白馬

白馬のスキー場は12月にスキー旅行を計画するにはリスクが伴います。近年は暖冬傾向もあり12月下旬になっても、スキー場の半分以下しか滑走できないことが多いです。クリスマス時期は、スキー場上部しか滑れない可能性があるということを覚悟をすべきでしょう。もちろん十分な降雪があれば12月末に全面滑走可能になることもありますが、近年の傾向を見れば厳しいと言わざるを得ません。年末年始から1月上旬にかけて寒気が入ることが多く、1月上旬には全面滑走可能となることが多いです。

志賀高原

長野県のスキー場の中で12月に一定の降雪量を持つスキー場と言えば志賀高原が挙げられます。志賀高原は日本で一番高い標高に位置するスキー場で、2307m~1325mに位置します。標高が高い為12月でも気温が低く降雪量も多いため、長野県の他のスキー場がオープンできない、もしくは一部しか滑走できない状況でも、志賀高原であれば多くのコースで滑走が楽しめます。長野県で12月のクリスマスから年末年始にスキー旅行を計画するのであれば、志賀高原がお勧めといえるでしょう。志賀高原の中でも熊の湯スキー場はオープンが早く11月末より営業を開始します。

野沢温泉

白馬と同じく12月にスキー旅行を計画するにはリスクが伴います。12月中旬からオープンとなりますが、クリスマスから年末年始にかけてはスキー場上部のみの営業となる可能性が高いです。一方で野沢温泉はスキー場上部に広大なゲレンデが広がっているため、スキー場上部だけでも十分に楽しむことが出来ます。

新潟

新潟のスキー場も他の本州エリアのスキー場に同じく、12月上旬から中旬にかけてオープンします。新潟県のスキー場も12月中旬から下旬にスキー旅行を計画するには雪不足のリスクが伴います。湯沢エリアの中でもかぐらは標高も高く、降雪量も多いため、営業期間が11月上旬から5月末と他のスキー場に比べて長く設定されています。日本で一番シーズンの営業期間が長いスキー場とも言えます。かぐらは他の湯沢エリアのスキー場に比べて12月でも十分な滑走エリアが確保されている可能性は高いです。苗場スキー場と共通券も販売されているため、12月の雪不足のリスクを回避する選択肢として苗場とかぐらを行先とする選択肢は検討の価値があります。

 
スキー場 2018-2019
オープン クローズ
妙高杉ノ原 12月21日 4月1日
赤倉温泉 12月8日 4月7日
GALA湯沢 12月15日 5月6日
苗場 12月8日

3月31日

かぐら 11月23日 5月26日